就職したての新入社員の時、何も考えずにひたすら「メモ」を取りまくった人が多いのではないでしょうか?
今考えると、仕事をスキルアップするために、メモの重要性を理解していればよかったと後悔しています。
そこで、今回はメモの重要性と仕事に役立つ「メモ術」を解説します。
メモを取る5つのメリット
仕事もミスがなくなる
処理しなければならないタスクが多い、同時進行となる仕事があるなど、忙しい日があると思います。その時に上司や先輩から、まったく別の業務を指示され「わかりました」と返事はしたものの、数時間たって忘れてしまった経験はないでしょうか?
重要な業務じゃないからといって、メモを取らなくても大丈夫だと思っていても、多忙の時はうっかり忘れてしまうこともあります。
メモを取ればこういったミスもなくなります。
業務を効率よく進められるようになる
仕事の量が増えてくると、業務を効率よく進行しなければなりません。
頭の中だけでシュミレーションをしても、処理しきれないケースも出てきます。
メモをとることで、仕事の進行が整理できて、効率よく計画的にこなせるようになります。
言語化能力が養われ、プレゼン能力が上がる
仕事をする中で、上司やクライアントへ、論理的にわかりやすくメールやプレゼンしなければならない場面が必ずあります。
普段からメモを取り、その内容を自分の頭で考え、言語化することによって、人に伝える能力が養われます。
情報を収集する能力が上がる
会話の中で、人はすべての内容を記憶することは不可能で、実際に記憶できることは1つか2つであり、ほとんどの内容は右から左へ流されてしまいます。
しかし、普段から「きちんとメモを取るぞ」ということを意識し、繰り返し訓練することで、情報を取集する能力が上がります。
知的生産性が向上してクリエイティブな発想が湧いてくる
これこそが、メモを習慣化したときの最大のメリットと言えます。
ビジネスだけでなく、人から生まれる新しいアイデアは、普段無意識に通り過ぎてしまいそうなところにから生まれてきます。
メモを習慣化している人は、仕事に関連した内容だけでなく、その日に起きた出来事や印象に残った会話内容など、様々なことにアンテナを張り巡らせてメモに書き残しています。
仕事の中では、新規事業や革新的なアイデアなどを求められることもあります。
その時に、過去の一見仕事に関係ないようなメモ書きが役立つこともあるのです。