U20アジアカップウズベキスタンで、FC東京のFW熊田直紀(くまたなおき)選手が2ゴールをあげ、チームを逆転勝利に導きました。
中国戦の勝利で、日本は勝ち点3で、サウジアラビアと並ぶグループD1位となりました。
3月6にはキルギス戦、3月9日にはサウジアラビア戦を控えています。
中国戦で2ゴールをあげた熊田直紀選手の今後の活躍が期待されています。
熊田選手のプレースタイル
熊田選手は、海外選手に負けないフィジカルとテクニックを持ったストライカーで、アクロバティックなシュートを得意としています。
ボールがあがれば、どんな形であってもシュートが打てる強みがあるFW。
ゴール前でも冷静に判断できるメンタルもあり、FC東京U-18時代の高円宮杯プレミアリーグではハットトリック達成、得点ランキング2位の11ゴールの実績もあります。
小学生では少年団とFCでプレー
熊田選手は福島県出身で、小学2年生の頃に配られたサッカークラブ勧誘のチラシをきっかけに、サッカーを始めます。
小学生時代は地元の「緑ヶ丘サッカースポーツ少年団」「ESTRELLAS.FC」でプレーをしていました。
8歳の頃からプロサッカー選手を目指し始め、世界で通用する選手になることを目標に努力を重ねていきます。
緑ヶ丘サッカースポーツ少年団からESTRELLAS.FCへと移り、サッカーの技術を磨いていきました。
2022年12月にはESTRELLAS.FCをサプライズ訪問しています。
エストレージャス Facebook より引用
中学生でFC東京のチームへ
熊田選手は、中学生になるとFC東京U-15むさしに加入しました。
プロサッカー選手になる夢を叶えるため、FC東京運営のクラブでプレーする道を選択しました。
2019年にはU-15日本選抜ブラジル遠征メンバーに選出されています。
同年の日本クラブユースサッカー選手権(U-15)ではベスト4まで勝ち進みました。
高校生でFC東京U-18に加入
高校ではFC東京U-18に加入し、ストライカーとしての実績を重ねていきます。
U-18高円宮杯プレミアリーグEAST第3節の前橋育英戦ではハットトリックを達成し、得点ランキング2位の11ゴールを記録しています。
高校1年生の日本クラブユースサッカー選手権ではベスト4、2年生ではベスト8、3年生ではラウンド16の結果となりました。
U20アジアカップで2ゴール
初戦の中国戦では1-0と先制されましたが、後半から出場した熊田直紀選手が、佐野航大選手からのクロスにあわせ同点ゴール。
2点目も佐野選手からのクロスにあわせゴールを奪い、逆転に成功します。
中国戦では途中出場であった熊田選手。
続くキルギス戦、サウジアラビア戦ではスタメンで出場し結果を出したいと、次戦への意気込みを語りました。