元ソフトバンクホークスの真砂勇介選手が、2023年WBCに中国代表として出場します。
3月9日は日本対中国の試合が行われ、真砂勇介選手は日本代表と対戦することで注目されています。
日本国籍の真砂勇介選手は、なぜWBC中国代表として出場するのか、気になる方もいるでしょう。
今回は、真砂選手の経歴やWBC中国代表になった理由などを調査しました。
現在は日立製作所に所属
真砂勇介選手は、2012年にソフトバンクホークスからドラフト指名を受け、プロ入りしました。
1軍と2軍の昇降格を何度か経験しましたが、2020年の日本シリーズではヒットを記録したこともあります。
2022年にソフトバンクを退団し、現在は日立製作所に入社し、社会人野球の選手をしています。
2023年1月にはWBC中国代表への打診があり、悩んだ末に加入を決意しました。
両親が中国出身
真砂勇介選手は、日本生まれ京都府育ちの元プロ野球選手です。
真砂選手の両親は中国出身で、父親は中国国籍のまま日本で生活しています。
ちなみに、父親以外の母、兄、真砂選手は日本国籍です。
こうした状況にあったため、真砂選手は中国代表になる資格があり、WBCに出場することとなりました。
WBC中国代表を決めた理由
真砂選手は、2022年にソフトバンクを退団した後、日立製作所の野球部に加入しています。
退団前に結婚していた真砂選手は、妻との生活を大切にし、日立製作所への入社を決めました。
入社後、2023年1月にWBC中国代表への打診があり、悩むこととなります。
中国代表になると、日立製作所の春季キャンプに参加できなくなります。
しかし、WBCという大きな大会に出る機会はなかなかないことなので、代表入りを決意しました。
中国語は話せるのか
真砂勇介選手は中国代表となりましたが、中国語をうまく話すことができません。
選手とのコミュニケーションなどが心配されますが、記者会見で「野球をすることに変わりはない。心配はしていない」と答えています。
中国語が話せないことを苦にしてなく、「大きな挑戦をしてみたい」とWBCへの期待を述べました。