ネオジム磁石などの玩具が販売停止に。子供の誤飲防止のため6月19日から規制。ボタン電池はどうなるか

ニュース
スポンサーリンク

ネオジム磁石をつかった玩具や、水で膨らむボールを販売停止とする発表が、経済産業省からありました。
理由としては、子供の誤飲を防ぐための対応で、飲み込む恐れがある小さいサイズの製造、販売を禁止とすることとなります。
2023年6月19日から規制がかかり、禁止となります。

スポンサーリンク

禁止となる内容

ネオジム磁石は、強力な磁力を持つ磁石です。
このネオジム磁石を加工して作られた知育玩具にしたマグネットセットの製造、販売が禁止となります。
また、吸水性合成樹脂で作られた水で膨らむボールも、同様に製造、販売が禁止となります。

ただし、禁止となる対象にはサイズがあり、直径3.17cm以下のものとなります。
そのため、このサイズより大きいものは規制の対象ではありません。

スポンサーリンク

禁止の背景

禁止となる背景には、子供の誤飲がここ数年で複数発生したことがあります。
サイズが小さく、強力な磁力を持ったり、水分で膨らんだりといった特徴のある玩具は、誤飲してしまうと危険なので、禁止となりました。

こうした背景から、直径3.17cm以下という飲み込む恐れがあるサイズが規制の対象にされることとなりました。

スポンサーリンク

ボタン電池はどうなるか

一方で、ネオジム磁石や水で膨らむボール以外のサイズで、誤飲の可能性があるものに対しての規制はどうなのでしょう。
確かにボタン電池の小さいサイズのものがありますが、ST基準で誤飲を防ぐためのルールが設けられています。

一般社団法人日本玩具協会の玩具安全基準では、ボタン電池の蓋は、工具等を使用しないと容易に開かない構造でなければならないと記載されています。
子供が誤って電化製品のボタン電池を外して誤飲することを防ぐよう、基準が設けられていることがわかりました。

また、電池工業会では、ボタン電池のパッケージを乳幼児が素手で簡単に開けられないようにする取り組みを始めています。

スポンサーリンク

すべてが販売禁止ではない

直径3.17cm以下のネオジム磁石を愛用していた方は、今後買えなくなってしまうので、今回の製造、販売禁止の発表にショックを受けたかもしれません。

しかし、大きいサイズであれば規制の対象ではありません。
また、規制の対象外であることが判明するケースもSNSで見られましたので、欲しい商品が本当に購入できなくなるのか、確認してみましょう。

HOBBY Watch ツイッターより引用

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました