プロの車いすテニス選手・小田凱人(おだときと)選手は、高校2年生で車いすテニス「全豪オープン」で準優勝し、パリ・パラリンピックで金メダル獲得が期待されています。
小田凱人選手は9歳の時に左足に骨肉腫を発症したが、その苦難を乗り越えて世界トップクラスの選手になった凄い選手です。
そこで、小田凱人選手のプロフィールや病気、小学校から高校時代の経歴をまとめました。
小田凱人のプロフィール 読み方、年齢、出身地、身長
名前:小田 凱人
読み方:おだ ときと
生年月日:2006年5月8日
年齢:17歳(2023年6月時点)
出身地:愛知県一宮市
身長:175cm
利き手:左
所属:東海理化
小田凱人の家族について
小田凱人選手の家族構成は、父親、母親、姉、小田選手、弟の5人家族です。
小田凱人選手公式インスタグラムより引用
小田凱人の病気について
小田凱人選手は小学校時代サッカー少年で、プロサッカー選手になることを目指していました。
しかし、小学校3年生(9歳)の時に、人工関節に置き換えるする手術を受け、車いす生活になってしまいます。
残念ながら、サッカー選手になる夢をあきらめることになりました。
小田凱人が車いすテニス選手になったきっかけ
小田凱人さんは、入院中に担当の医師からパラスポーツ選手になることを勧められます。
そして、2012年ロンドンパラリンピックで、車いすテニス競技に出場していた、国枝信吾選手のプレーをテレビ中継で見て感動し、10歳のころから車いすテニスを始めました。
小田凱人はジュニア世界ランキング1位へ
小田凱人選手はメキメキと実力をつけ、2020年にジュニアマスターズの国際大会「Cruyff Foundation Junior Masters」で優勝します。
2021年には、史上最年少で「車いすテニスジュニア世界ランキング・第1位」になりました。
小田凱人はプロへ転向
小田凱人さんは、2022年4月4日にトヨタ自動車系の部品メーカーである「東海理化」と所属契約を締結します。
そして、同年4月28日に車いすテニス史上最年少でプロへ転向することを発表しました。
小田選手はプロ転向してすぐに、同年11月6日にオランダで開催された、車いすテニス年間王者決定戦となる「NECマスターズ」で優勝し、史上最年少年間王者になります。
さらに勢いは止まらず、2023年1月に開催された「全豪オープン」で準優勝、同年4月「天皇盃ジャパンオープン」で初優勝を飾りました。
また、2023年4月28日に「日本生命保険」とスポンサー契約を締結しました。
小田選手は「病と闘う子どもたちのヒーロー」になることを目指しプロ転向を宣言したのです。
小田凱人選手公式インスタグラムより引用
小田凱人の中学校と高校について
小田凱人選手の出身中学校は、愛知県にある学校です。
現在通っている高校は、通信制の高校です。
プロになった小田選手は、練習に専念するために通信制の高校へ進学したと思われます。
小田凱人の練習場所
小田凱人選手は車いすテニスを始めてから「岐阜インターナショナルテニスクラブ」で、熊田浩也コーチに指導を受けていました。
このクラブには、国際大会で使用されている「ハードコート」と「インドアオムニ」が2面づつあり、2020年にはクラブハウスが新設されています。
小田選手はとても恵まれた施設で、ジュニア選手たちと一緒に練習しています。
まとめ
小田凱人選手のプロフィールや病気、小学校から高校時代の経歴をまとめました。
これからも、車いす生活をされている方や、病に苦しんでいる人たちの励みになるように、
プロの車いすテニス選手として活躍して欲しいですね。
これからも、小田凱人選手を応援していきたいと思います。