日本唯一のハイダイビング競技者・荒田恭平(あらたきょうへい)選手が、人気バラエティ番組『クレイジージャーニー』に出演。
ハイダイビングは27mの高さから飛込む、危険と隣り合わせの競技で、荒田恭平選手は、福岡で開催される「2023水泳世界選手権」に日本人として初出場します。
そこで、荒田恭平選手のプロフィール、経歴と学歴についてまとめてみました。
荒田恭兵 プロフィール 年齢、出身地、身長、体重
名前:荒田 恭平(あらた きょうへい)
生年月日:1996年3月9日
年齢:27歳(2023年7月時点)
出身地:富山県高岡市
身長:174.5cm
体重:66.5kg
職業:ハイダイビング選手、飛込競技選手
荒田恭平さん公式インスタグラムより引用
ハイダイビングとは?
ハイダイビングは、水泳競技の飛込競技・高飛込競技の派生種目です。
飛込台の高さは「男子は27m」「女子は20m」、27mは建物だと約9階の高さで、一歩間違えれば大けがをする可能性がある競技です。
『ハイダイビングとは?』
2013年にスペインのバルセロナで開催された「2013年世界水泳選手権」で、競技として初めて実施されました。
世界大会では「男子は27m」「女子は20m」の高さから飛び込みます。
非五輪種目で、着水時の選手の安全を確保するため、複数のダイバーが待機します。
ちなみに五輪で実施する飛び込みは「高さ10m」となります。
足からの入水がルールで、演技を採点する審判員の得点の合計で争われます。
荒田恭兵の小学校時代
荒田恭平さんは、1996年3月9日に富山県高岡市に生まれ、年齢は27歳です(2023年7月時点)。
幼少期には、沖縄三大流派「剛柔流空手」を習っています。
出身の小学校は、富山県高岡市にある「高岡市立横田小学校」です。
小学校4年生の時から「高岡スイミングクラブ」で飛込競技を始めました。
飛込競技を始めたのは「誰もやってない。目立てると思った」という理由だそうです。
荒田恭兵の中学校・高校時代
荒田恭平さんの出身中学校は「高岡市立高岡西部中学校」へ進学します。
中学校に進学して、飛込競技一本に絞って練習に励んでいました。
中学3年生の時に「国民体育大会」へ出場し、高飛込で3位に入賞しています。
そして、中学を卒業後「高岡第一高校」へ進学します。
高校3年生の時に「全国高等学校総合体育大会」へ出場し、高飛込で3位に入賞しています。
荒田恭兵は「日本体育大学」へ進学
荒田恭平さんは高校を卒業後、東京都世田谷区にある「日本体育大学」へ進学します。
2016年、大学3年生の時に「日本選手権」へ出場し、シンクロ高飛込で準優勝。
そして翌年、大学4年生の時の「日本選手権」では、遠藤正人選手と共にシンクロ高飛込で優勝しました。
荒田恭兵 ハイダイビング選手としての経歴
ハイダイビング選手に転向したきっかけ
荒田恭平さんは大学卒業後、オリンピックを目指して高飛込競技を続けるか、高飛込競技から引退して就職するか悩んでいました。
そんな中、海外選手が行っていたハイダイビングの映像を始めてみます。
当時、大学時代に日本選手権で優勝を果たし目標を見失いつつあったこともあり、高飛込競技から引退し、ハイダイビング選手に転向することを決意しました
また、ハイダイビング選手が日本にいなかったため、とても目立つと思ったことも転向のする要因になったそうです。
ハイダイビング選手としての実績
ハイダイビング選手になることを決意したが、日本にハイダイビングの既定の高さである27mから飛込を練習できる施設がありませんでした。
そのため、大学を卒業してからオーストラリアへ渡ります。
荒田恭平選手はメキメキと実力をつけていきます。
そして、2018年11月、ハイダイビングを始めてわずか半年後に、アジア首長国連邦で開催された「FINAハイダイビングワールドカップ・アブダビ大会」に日本代表として出場しました。
ハイダイビングの世界大会出場は、日本人だけでなくアジア人として初めての出場でした。
荒田恭平さん公式インスタグラムより引用
荒田恭兵の現在
荒田恭平さんは、2019年に「株式会社からくさ」に入社し、飛込競技の復帰を果たし、国民体育大会に出場。
2020年からは「富山県体育協会・高岡総合プール」に勤務し、現役で選手を続けながら後進の指導をしています。
また、コロナ禍になり海外でハイダイビングの練習をすることができなくなったため、日本国内の練習場所を探し、クリフダイビング(高さの絶壁から飛び込むこと)を行ってます。
まとめ
荒田恭平選手のプロフィール、経歴と学歴についてまとめてみました。
くれぐれも、安全第一でケガのないように気を付けて競技をして欲しいですね。
これからも、荒田恭平選手の活躍に期待したいと思います。