鳥栖工業で、高校1年の夏から大活躍している松延響(ひびき)投手。
兄・松延昌音(あぎと)捕手とバッテリーを組み「2023年夏の甲子園・佐賀県予選」を制し、鳥栖工業を春夏初となる甲子園へ導きました。
またメディアが″あぎと&ひびき″の「仮面ライダー兄弟」と取り上げたため、多くの高校野球ファンに注目されています。
そこで、松延響投手のプロフィール、最速と身長、小学校・中学・高校での野球成績をまとめてみました。
松延響 プロフィール 出身地・身長・体重
名前:松延 響
読み方:まつのぶ ひびき
生年月日:2007年7月22日
出身地:佐賀県鳥栖市
身長:177cm
体重:73kg
投打:右投・右打
ポジション:投手
松延響の最速・変化球・特徴
松延響投手は、身長177cm・体重73kgの右腕ピッチャー。
ゆったりしたモーションから、最速144キロのストレートを投げ込みます。
変化球は、縦と横に曲がるスライダー、緩いカーブとチェンジアップ。
あまりヒジを使わないフォームで、球のリリース位置が低いため、相手打者の手元で浮き上がる、ノビのある球筋が特徴です。
松延響は兄・昌音(あぎと)
松延響投手には、2学年上の兄・松延昌音(あぎと)選手がいます。
兄・昌音選手も鳥栖工業高校の野球選手で、4番・捕手として活躍しています。
父が松延兄弟につけた名前の由来
兄・松延昌音捕手の名前の由来は、アニメ「銀色の髪のアギト」から命名されました。
その後、父親・慎一郎さんはテレビ番組「仮面ライダーアギト」を知り、松延響投手が生まれた時に「仮面ライダー響鬼(ひびき)」にちなんで命名されたそうです。
松延兄弟は「2023年 夏の甲子園」でバッテリー
鳥栖工業高校は「2023年 夏の甲子園・佐賀県大会」を制し、念願だった佐賀県大会優勝、そして初の甲子園出場を果たしました。
そして、初戦の富山商業高校戦で松延兄弟は、チームの甲子園初勝利に大きく貢献します。
この試合は大接戦となり、タイブレーク12回の末、3対2で勝利を収めました。
松延響投手は、1対1で迎えた6回から2番手投手として登板し、兄・昌音捕手とバッテリーを組み好投を披露し、チームの勝利に貢献します。
「7回(投球回数)・5被安打・5奪三振・自責点0」という素晴らしい投球内容でした。
本物の仮面ライダーアギト・賀集利樹も応援
「仮面ライダーアギト」でアギト役を演じた俳優・賀集俊樹さんも、松延兄弟に注目していました。
鳥栖工業高校の勝利後、自身のX(旧ツイッター)、甲子園で勝利した″仮面ライダー兄弟″におめでとうのメッセージを投稿しています。
松延響の小学校・中学校時代
松延響投手は、佐賀県鳥栖市にある軟式野球チーム「儀徳町(ぎとくまち)少年野球」でプレーしていました。
出身の中学校は「鳥栖市立鳥栖西中学校」です。
中学時代は「鳥栖リトルシニア」でプレーし、「リトルシニア九州選抜」に選ばれています。
松延響は兄弟で鳥栖工業高校を甲子園へ導く
松延響の進学理由
松延響投手は、県内外含めて7、8校から誘いがあったそうです。
しかし、響投手は尊敬する兄とバッテリーを組みたいという理由で「鳥栖工業高校」へ進学しました。
松延響「夏の甲子園・佐賀県大会」での好投
松延響投手は、高校1年の「夏の甲子園・佐賀県大会」、背番号・10を背負い出場しました。
この大会では、全5試合中4試合に中継登板し「14回(投球回数)・8被安打・12奪三振・1自責点」という好投を披露。
兄・昌音捕手と共に、チームの優勝に大きく貢献しました。
2回戦は、2007年夏の甲子園で優勝した強豪校・佐賀北高校と対戦。
松延投手は、1対1で迎えた5回から登板し「5回(投球回数)・3被安打・3奪三振・無失点」の好投で相手打線を完璧に抑えました。
決勝の神埼清明戦では、7回から登板し「3回(投球回数)・3安打・3奪三振・無失点」という好投で、チームの勝利に貢献しました。
松延響はプロ注目のドラフト候補投手
松延響投手は、まだ高校1年生(2023年8月時点)ですが、2025年秋のドラフト候補投手になっています。
すでに読売ジャイアンツのスカウト部長・水野雄仁さんが、以下のようにコメントを出していました。
将来の夢がプロ野球選手でもある弟・響の聖地デビュー。まだまだ伸びしろがある1年生右腕に対し、早くもネット裏に陣取ったNPBスカウトがざわついた。熱視線を送った巨人の水野雄仁スカウト部長は「良かったよ。来年、再来年が楽しみだね」と期待。
2023年8月10日 スポニチより引用
まとめ
松延響投手のプロフィール、最速と身長、小学校・中学・高校での野球成績をまとめてみました。
まだ高校1年生(2023年8月時点)で、まだまだ成長のノビシロがたっぷりあり、今後の活躍が楽しみな投手ですね。
これからも、松延響投手のピッチングに注目していきたいと思います。