シオネ・ハラシリ選手がラグビー日本代表として、2023フランスワールドカップに出場します。
ジャパンラグビーリーグワンの横浜キヤノンイーグルスに所属しているシオネ・ハラシリ選手。
同じポジションのクレイグ・ミラー選手、垣永 真之介選手らとともにワールドカップは初出場となります。
今回は、シオネ・ハラシリ選手の出身や経歴を大会前に振り返っていきましょう。
出身地は
シオネ・ハラシリ選手は、トンガのハテイホ出身です。
トンガは南太平洋にあるポリネシアの島国です。
トンガはラグビーが盛んで、ワールドカップ9回出場の実績があります。
シオネ・ハラシリ選手も幼少期からラグビーボールで遊んで育ちました。
13歳からトンガで本格的にラグビーを始め、18歳まで故郷で過ごしています。
身長や体重などのプロフィール
1999年生まれで身長180cm、体重120cmのシオネ・ハラシリ選手。
ポジションはプロップで、スクラムの最前線でチームを支える役割を果たしています。
16歳で日本に来てから焼肉などの美味しいものを食べて、体重増加に成功しています。
シオネ・ハラシリ選手は8人兄弟の次男で、家族の期待を受けながら、ラグビー選手として活躍しています。
また、8人兄弟の中でラグビーをしているのはシオネ・ハラシリ選手だけです。
日本へ来た理由は
シオネ・ハラシリ選手は16歳までトンガで過ごしています。
ラグビーの技術を磨くべく、日本の目黒学院高校へと留学するために来日しました。
来日時は日本語に苦戦し、「はい」しか言えない時期もありました。
高校で日本語を勉強し、1年半で話せるほどマスターしました。
高校3年生の時には寮長になり、花園でベスト16の結果も残しています。
日本大学へ
高校卒業後は、日本大学へ進学しラグビー部に入部しました。
大学1年生からNo8として試合に出場するようになります。
大学2年生でオールスターに選出され、大学3年生でリーグ戦ベスト15を受賞しました。
2023年8月にシオネ・ハラシリ選手がワールドカップの日本代表に選出されると、日本大学ラグビー部は公式X(旧ツイッター)アカウントで祝福のツイートをしています。
横浜キヤノンイーグルスへ
日本大学卒業後、2022年から横浜キヤノンイーグルスに入団しました。
2022シーズンは5試合に出場し、4トライをあげています。
翌シーズンは、18試合すべてに出場し、8トライをあげました。
シオネ・ハラシリ選手の躍進もあり、横浜キヤノンイーグルスはチーム初の3位となりました。
2023年に日本代表に招集され、8月の発表でワールドカップのメンバー入りを果たしています。