最速155キロを誇る、青山学院大学のドラフト右腕・下村海翔(しもむらかいと)投手。
同期の常廣羽也斗投手と同じく、多くの球団が争奪戦を繰り広げています。
下村海翔投手は高校の九国時代に甲子園へ出場していませんが、当時から「九州ナンバーワン投手」として注目されていました。
そこで、下村海翔投手の家族・実家、出身の小学校・中学・高校、大学時代の成績をまとめてみました。
下村海翔 プロフィール 年齢・出身地・身長
名前:下村 海翔
読み方:しもむら かいと
生年月日:2002年3月27日
年齢:21歳(2023年10月時点)
出身地:兵庫県西宮市
身長:174cm
体重:73kg
血液型:A型
投打:右投・右内
ポジション:投手
※この内容は2023年9月時点の情報です。
青山学院大学硬式野球部【公式】インスタグラムより引用
下村海翔の家族(父親・母親・兄弟)・実家について
下村海翔投手は、2002年3月27日に兵庫県西宮市で生まれ、年齢は21歳になります(2023年10月時点)。
父親は下村毅さん、母親は下村展子さんで、兄弟ついては公表されていませんでした。
下村投手はとても親孝行で、ご両親はとても仲が良いことで知られています。
2023年5月1日に行われた「対中央大学戦」で、リーグ戦初完封勝利を飾りました。
ご両親はこの記念すべき試合に応援に駆け付けています。
この試合後、下村投手はウィニングボールをご両親にプレゼントしていました。
下村海翔の小学校と中学校時代
下村海翔は「甲武ライオンズ」で野球を始める
下村海翔投手の出身小学校は、地元・兵庫県西宮市にある「西宮市立樋ノ口小学校」です。
小学校3年生の時から、軟式野球チーム「甲武ライオンズ」で野球を始めています。
下村海翔は中学時代「名門・宝塚ボーイズ」でプレー
下村海翔投手の出身中学校は「西宮市立甲武中学校」です。
中学時代は名門硬式野球チーム「宝塚ボーイズ」でプレーしていました。
中学3年の時に「ジャイアンツカップ」に出場しています。
ちなみに宝塚ボーイズは、あのマー君こと「田中将大投手」、現在ヤクルトスワローズで活躍している「歳内宏明投手」を輩出しています。
下村海翔の「九州国際大学付属高校」時代
下村海翔投手は地元・兵庫県西宮市を離れ、福岡県北九州市にある私立「九州国際大学付属高校」へ進学します。
高校1年の秋からベンチ入りを果たしました。
そして、高校2年の春から背番号・1を背負い「九州大会」でチームを9年ぶりとなる優勝へ導きます。
この大会で最速・144キロを記録し、一躍本格派の右腕として注目を浴びます。
また、高校3年生の春の練習試合で、自己最速となる149キロを記録しています。
下村選手は高校3年間で、残念ながら甲子園出場はありませんでしたが「九州ナンバーワン右腕」と呼ばれていました。
下村海翔は大学1年生の時に右ひじ手術
下村海翔投手は高校を卒業後「青山学院大学 コミュニティ人間科学部・コミュニティ人間学科」へ進学します。
大学1年生の秋から、チーム2番手の先発投手として活躍します。
当時チームは東都リーグ・2部でしたが、下村投手は2勝を挙げ、チームの1部リーグ復帰へ貢献しました。
ただ、大学1年生の12月に右ひじの手術をしたため、大学2年生の時は登板していません。
下村海翔は青山学院大学で大ブレイク
下村海翔投手は大学3年生の春に、リリーフと投手として登板。
大学3年生の秋、東部リーグ・1部で「2勝1敗・防御率1.72」という好投を披露し、ケガから完全復帰しました。
また、大学3年生の時点で最速153キロを記録しています。
そして、大学4年生の春、東部リーグ・1部で「3勝0敗・防御率0.85」という素晴らしい好投を披露し、チームの33季ぶりとなる優勝に貢献。
さらに「第72回全日本大学野球選手権大会」でも、チームの18年ぶりの優勝に貢献しました。
この大会では、全4試合中の2試合に先発登板し「12回(投球回数)・10奪三振・3失点・防御率2.25」という好投を披露しています。
下村海翔は「日米大学野球」で好投
下村海翔投手は、大学4年生の夏に行われた「日米大学野球選手権大会」に、同期・常廣羽也斗投手とともに、侍ジャパン(日本代表選手)に選ばれています。
この大会では、全5試合中3試合、主に先発登板し「11回(投球回数)・8奪三振・1失点・防御率1.69」という好投を披露し、チームの2大会連続・20度目の優勝に貢献しています。
下村海翔投手 公式インスタグラムより引用
下村海翔は「桑田真澄」も認めるドラフト投手
下村海翔投手は、2023年のドラフト注目投手として話題になっています。
高校時代から、多くのプロ野球のスカウト担当から高い評価を得ていました。
読売ジャイアンツのスカウト担当・円谷さんは、以下のようにコメントしています。
「小柄だけど積んでいるエンジンはすごいし、ボールに切れもある。マウンドさばきもいい。タイプで言うと桑田(真澄)さんみたいなイメージ」
2023年10月11日 中日スポーツより引用
また、現在読売ジャイアンツのファーム総監督を務めている桑田真澄さんも、下村投手を高評価しています。
桑田真澄さんと下村投手は、身長が同じ174cmということもあり、自分との体格をなぞらえた上で、以下のように話していました。
「非常にいいですね。球質もいいですし、マウンドさばきもいい。バネがあって、非常に楽しみな投手だと思いますよ」。成長著しい逸材へ熱視線を注ぎ続けた。
2023年6月7日 スポーツ報知より引用
まとめ
下村海翔投手の家族・実家、出身の小学校・中学・高校、大学時代の成績をまとめてみました。
プロ野球入りは間違いなく、どこのチームに入団するかとても楽しみですね。
これからも、下村海翔投手のピッチングに注目していきたいと思います。