地球沸騰化とは?国連事務総長の警告はどんな状況を意味しているのか。その原因や対策は

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国連のグテレス事務総長は、地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来したと警鐘を鳴らしました。
世界気象機関とコペルニクス気候変動サービスにより、2023年7月が観測史上最も暑い月になる公算が発表され、こうした状況への対策強化をグテレス事務総長が訴えたものです。
地球沸騰化と言わしめた今の地球はどんな状況なのでしょうか。また原因や対策はどのようなものがあるのでしょう。

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地球沸騰化とは

以前より地球温暖化が国際的に問題となっていましたが、この状況に警鐘を鳴らす言葉として「地球沸騰化」が、国連のグテレス事務総長により挙げられました。
地球沸騰化が警鐘された背景には、2023年7月が過去の7月と比べ観測史上一番暑い月となる公算があります。(世界気象機関とコペルニクス気候変動サービスの発表による)
2019年7月(16.63度)が過去1番暑い月でしたが、それを上回る可能性が示唆されています。

気象庁のよると、世界の7月平均気温は様々な変動を繰り返しながら上昇していて、長期でみると100年あたりで0.7度の割合で上昇していると発表されています。
参考:https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/jul_wld.html

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原因は何か

地球温暖化、地球沸騰化の原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンなどの温室効果ガスが地球温暖化の要因となっています。
中でも二酸化炭素が温暖化に大きく寄与しているとされ、石油や石炭などの燃焼による人類の経済活動が排出に関係しています。

現代社会において、石油や石炭などを燃焼して得るエネルギーは、人類にとって欠かせないものとなりました。
経済活動を続けながら、地球沸騰化に対してどのような対策を打てば良いのでしょうか。

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対策は

地球沸騰化や温暖化を防ぐ対策として、国際的な取り組み、国をあげての取り組み、家庭でできる取り組みがあります。

国際的な取り組みとしては、京都議定書、パリ協定などがあり、世界の国々で温室効果ガス排出量の削減目標を掲げてきました。

日本は、2030年度には2013年と比べて温室効果ガスを46%削減する目標を設定しています。
この目標にむけて、太陽光、風力、地熱などの再生可能エネルギーを推進しています。
また、温室効果ガスの排出量と吸収力を均衡させ、排出量ゼロにするカーボンニュートラルを2050年までに実現させようとしています。

また、家庭や企業での取り組みも大きく、エアコンの設定温度、LEDへの置き換え、公共交通機関の利用、アイドリング時間減少などで、地球沸騰化や温暖化への対策ができます。

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