広陵の中井哲之監督が夏の甲子園で勝利。名言からみえた指導論とは。経歴とともに振り返り

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中井哲之監督が指揮をとる広陵(広島)が、2023年夏の甲子園初戦で立正大淞南(島根)と対戦し、8-3で勝利しました。
2回戦では慶応(神奈川)と対戦する広陵。
春の選抜で4強入りへと導いた中井哲之監督が、甲子園でどのような采配をするのかにも注目です。
今回は、慶応戦前に中井監督の指導論や名言などを振り返っていきましょう。

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中井哲之監督

1962年生まれ、広島県出身。
監督自身も広陵高校出身であり、1980年の甲子園には春夏ともに出場しています。
高校卒業後は大阪商業大学に進学し、1985年に母校である広陵の教師となり野球部副部長を務めます。

1990年に監督に就任し、1991年には選抜甲子園で65年ぶりの優勝を果たしました。
2003年の選抜甲子園でも優勝を達成し、夏の甲子園では2007年と2017年に準優勝しています。

教え子には、広島カープの白濱裕太選手、中村奨成選手、野村祐輔選手、巨人の西村健太朗選手、阪神の上本博紀選手などがいます。

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指導論

中井監督は、勝てる野球ではなく、応援されて勝てる野球を目指しています。
勝つことが先にくるのではなく、周囲から応援されて勝てるチームを作りたいという想いで指導を行なっています。

「ありがとう」の反対語は「当たり前」であると考え、つらい場面であっても、周りからの応援があり健康に野球ができていることに感謝できれば怖いものはないという指導を行なっています。

広陵の粘り強さの背景には、応援があることや健康に野球ができることを「当たり前」と思わずに感謝する姿勢にあるのだとわかります。

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名言

「野球がうまくなるより、良い人間になれ」「感謝できれば怖いものはない」と指導している中井監督。
この名言の背景には、野球ができていることへの感謝を忘れないでほしい監督の想いが伺えます。

指導においても、赤点をとる、あいさつをしないといったことがあれば、練習禁止にしていて、この名言を有言実行しています。

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