チャンドラヤーン3号が月面着陸に成功!その目的やミッションとは?

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インドの月面無人探査機「チャンドラヤーン3号」が2023年8月23日21時半過ぎ(日本時間)に月面着陸に成功したことをインド宇宙研究機構(ISRO)が発表しました。
チャンドラヤーン3号の月面着陸の様子はYoutubeで生配信され、世界中から祝福されました。
今回は、月面着陸に成功したチャンドラヤーン3号の概要や目的、ミッションについて見ていきましょう。

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チャンドラヤーン3号とは

チャンドラヤーンは、サンスクリット語の月(チャンドラ)とヤーナ(乗り物)をあわせた言葉です。
1999年からインドで月へのミッションが掲げられ始め、これまでにチャンドラヤーン1号、チャンドラヤーン2号のプロジェクトが進められてきました。

2023年7月14日(日本時間)には、チャンドラヤーン3号が打ち上げられ、8月23日21時半過ぎ(日本時間)に月面へと着陸成功しました。
月面着陸の成功は、旧ソ連、アメリカ、中国に次いでインドのチャンドラヤーン3号が4番目となります。

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目的やミッションは

チャンドラヤーン3号の目的やミッションは何なのでしょう。
月面の観測調査を目的に打ち上げられたチャンドラヤーン3号は、月面に水氷の存在があるかなどを調査します。
水氷の存在は、人類が月の入植をすることにおいて大きな意味を持っています。

チャンドラヤーン3号は、月の南極に着陸し、月面の観測を行うミッションを持っているのです。

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チャンドラヤーン2号

2019年に打ち上げられたチャンドラヤーン2号。
周回機と着陸機があり、月への軟着陸を試みましたが、降下中に通信が途絶えてしまいました。

この経験により、ソフトウェアやブレーキなどの改良が重ねられ、チャンドラヤーン3号の成功へと活かされることとなりました。

チャンドラヤーン2号の周回機は現在も稼働中で、チャンドラヤーン3号が取得したデータを地球に送る際の中継役を担います。

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チャンドラヤーン1号

2008年に打ち上げられたチャンドラヤーン1号。
2号や3号と違い、周回機と衝突装置が作られました。

チャンドラヤーン1号の衝突装置は、目的通り月面への衝突を果たし、月面に水が存在するのか調べるデータ集めに貢献しています。

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