凸版印刷はなんの会社?社名変更でTOPPANホールディングスへ。麿秀晴社長の想いとは

ビジネス
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凸版印刷の麿秀晴(まろひではる)社長がカンブリア宮殿で特集され、年商増加の裏側が紹介されています。
2023年10月から社名をTOPPANホールディングスへと変更する凸版印刷
新規事業が好調で、印刷以外の領域でも売上をあげています。
凸版印刷はなんの会社なのでしょう。
今回は、凸版印刷の事業について注目してみました。

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凸版印刷はなんの会社?

まずは、凸版印刷の歴史とともに何の会社なのか見ていきましょう。

歴史

凸版印刷は1900年(明治33年)に合資会社として創立されました。
1908年に凸版印刷株式会社となり、1951年には有価証券類に使用されるMFC印刷技術を開発しました。

1960年には精密部品実験工場を開設しています。
1970年にはコンピューターによる文字組版を日本で初めて実用化しました。
1976年に醤油やジュースなどに利用できる液体紙容器「トッパンEP-PAK」を開発しています。

紙の媒体に留まらず、ビデオ製版システム、ICチップ入りのプラスチックカード、CGステレオ印刷技術なども開発してきました。
近年では、クラウド型電子書籍ストアのリリース、液晶調光フィルムの販売、製造DX支援などの活動を行ってきました。

人気商品のパッケージ制作や、札幌「白い恋人パーク」にあるアトラクションの企画から映像制作など、幅広い分野で売上を拡大しています。

なんの会社か

凸版印刷の歴史を振り返ると、印刷技術をもとにさまざまな分野で社会的価値を創ってきたことがわかります。
凸版印刷の事業領域コンセプトには「未来の価値を見いだし、企画・設立して、実現していく」と掲げられています。
トッパングループは、印刷テクノロジーを基盤にし、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指す会社です。

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社名変更でTOPPANホールディングスに

凸版印刷は2023年10月に社名変更し、持株会社の商号が「TOPPANホールディングス」となります。
凸版印刷の事業会社の商号は「TOPPAN株式会社」「TOPPANデジタル株式会社」
になることが発表されました。

グローバル企業としてビジネスを拡大する意図から、全世界でブランドを統一するために凸版を英語表記のTOPPANとしています。
10月に持株会社体制に移行し、TOPPANホールディングスのもとにTOPPAN株式会社、TOPPANエッジ株式会社、TOPPANデジタルがいる形となります。

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麿秀晴社長

1974年に凸版印刷へ入社。
2009年に取締役、2012年に常務取締役国際事業部長、2013年にシンガポール支社長、2016年に専務取締役経営企画本部長、2018年に副社長に就任しました。
2019年に副社長から社長へと昇格しています。

技術系出身で、海外経験も豊富にある麿秀晴社長。
これまで凸版印刷が培ってきた強みは継承し、変えるべきところは思い切って変え、新たなチャンレンジを目指しています。

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