「SASUKE」がオリンピック競技に!?どの種目が、いつの五輪大会の候補になるのか。

スポーツ
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TBSの人気番組「SASUKE」のセットが、オリンピック近代五種競技のテストに使われることがわかりました。
うまくいけば「SASUKE」のコースが、近代五種競技の新種目である「障害物レース」に採用されるかもしれません。

なぜ「SASUKE」がオリンピック競技の候補になったのでしょう。
また、どの種目がいつの大会から採用される可能性があるのでしょう。
そもそも、近代五種競技ってどんなスポーツなのか?
気になる詳細を調べてみました。

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SASUKEが五輪候補になった理由

国際近代五種連合のクラウス・ショーマン会長は、近代五種競技をオリンピックの中で最も人気な競技にしたいと望んでいました。
そこで、注目されたのが「SASUKE」です。実は、SASUKEは160以上の国や地域で放送されている知名度ある番組なのです。
SASUKEのセットと同じ種目がオリンピック競技になったら、近代五種競技の人気が上がるかもしれません。

TBSの協力もあり、SASUKEのセットがオリンピック近代五種競技のテストに採用されたのです。
SASUKEを取り入れたテスト走行はトルコのアンカラで実施され、ヨーロッパ版SASUKEのセットが利用されます。
テスト走行には19カ国の選手が参加するので、結果が楽しみですね。

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SASUKEのどの種目が採用されたか

オリンピックのテスト走行に利用される種目は、「Wall Flip」(ウォールフリップ)、「Parallel Pipes」(パラレルパイプス)の2つを含む4種です。
日本のSASUKEでは使われていない呼び名なので、ピンとこないかもしれません。
これらは、アメリカ版、イギリス版SASUKEに登場した際の呼び名です。

Wall Flip

アメリカ版SASUKEのステージ2に登場した「Wall Flip」という種目。
競技者が、立ちふさがる3つの壁を持ち上げて進む競技です。それぞれの壁の重さは、95ポンド(約43キロ)、115ポンド(約52キロ)、135ポンド(約61キロ)と、進むにつれて増えていきます。

Parallel Pipes

アメリカ版SASUKEの優勝決定戦に登場した「Parallel Pipes」という種目。
競技者は、天井からぶら下がったリングを掴み、平行に並んだ2本のパイプへと飛び移る競技です。
イギリス版SASUKEでは、2本のパイプではなく、5本のパイプへとパワーアップされています。

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いつの五輪大会の候補なのか

今回はテスト走行でSASUKEが採用されました。
この後にIOCで採択されれば、2028年のロスオリンピックにSASUKEの競技が登場します。
今からたった6年後なので、あっという間かもしれませんね。

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近代五種競技とは

近代五種競技の歴史は、19世紀フランスのナポレオンの時代から始まります。
フランスの将校が馬(馬術)に乗り、銃と剣(射撃、フェンシング)で敵を払い、川を渡って(水泳)走り抜けた(クロスカントリー)という話を基に生まれたスポーツです。
かつては1日1種目でしたが、1996年のアトランタオリンピックからは1日で全ての種目をやるようになりハードな競技となりました。

2024年のパリオリンピック後は馬術を除外し、障害物レースを取り入れることになりました。
この障害物レースに、SASUKEの種目が導入検討されています。

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SASUKEが五輪候補になった感想

近代オリンピックの創始者クーベルタンは、オリンピックが平和でよりよい世界の実現に貢献すること願っていました。
時代は流れて現代オリンピックでは、1984年のロサンゼルス五輪から商業主義に切り替わりました。
オリンピックはテレビ放送などのメディアを意識したものと変化していったのです。
オリンピックがメディアによって世界中から注目されれば、スポーツの普及や発展にも繋がるメリットがあります。
SASUKEを正式採用することになれば、スポーツの普及や発展に繋がると思います。
今回のSASUKEニュースだけでも、近代五種競技に注目が集まっています。
実際に私も、今回のニュースで近代五種競技の歴史やルールなどを知るきっかけとなりました。

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