日大山形が山形大会で優勝し、2023年夏の甲子園出場を決めました。
決勝戦では山形中央と対戦し、6-4で勝利しています。
日大山形は菅井颯投手が先発し、117球を投げ切り2年ぶりの甲子園出場となりました。
今回は優勝を勝ち取った菅井颯投手にフォーカスしていきます。
菅井颯(すがいそう)
2005年生まれ、山形県出身。
小学生から野球を始め、中学では鶴岡ドリームスに所属していました。
高校は日大山形に進学し、1年生から公式戦に登板しています。
2年生では136キロ、3年生の春には144キロの球速が出るようになりました。
3年生でエースとなり、夏の山形大会では先発を務めてきました。
球種や球速
菅井颯選手は、高校2年生で136キロの最高球速を記録しています。
高校3年生の春には144キロ、夏には147キロまで最高球速を伸ばしています。
ストレートの速球だけでなく、スライダー、カーブ、チェンジアップの変化球も投げることができます。夏の山形大会では、チェンジアップが好調で、スライダーが決まらない悩みがありました。
準決勝の羽黒戦では、スライダーで空振りをとれるようになり、好感触を得ています。
山形大会の成績
菅井颯選手は、夏の甲子園にむけた山形大会では先発を務め、好成績を残してきました。
山形学院戦では、5回3奪三振0失点。
酒田南戦では、8回4奪三振1失点。
山形城北戦では、4回2奪三振4失点。
羽黒戦では、9回6奪三振0失点。
山形中央戦では、9回5奪三振4失点。
甲子園の成績
日大山形は甲子園の常連校で、通算17勝22敗の成績を残しています。
平成以降の成績を振り返ってみましょう。
平成2年
1回戦 0-9 鹿児島実平成4年
1回戦 4-1 柳ヶ浦
2回戦 12-2. 延岡工
3回戦 1-5. 北陸高
平成5年
2回戦 6-3. 大分工
3回戦 2-3. 春日部共栄
平成8年
1回戦 0-2. 新野
平成10年
1回戦 1-10. 星稜
平成18年
1回戦 6-2 開星
2回戦 6-3 仙台育英
3回戦 11-10 今治西
準決勝 2-5 早実
平成19年
2回戦 6-2 常葉菊川
平成25年
2回戦 7-1 日大三高
3回戦 5-2 作新学院
準決勝. 4-3 明徳義塾
決勝 1-4 前橋育英
平成29年
1回戦 3-6 明徳義塾
令和3年
1回戦 4-1 米子東
2回戦 4-3 浦和学院
3回戦 4-5 石見智翠館