2023年夏の甲子園・大阪大会の決勝で、遂に履正社高校が″常勝軍団・大阪桐蔭高校″を破り、4年ぶり5度目の夏の甲子園出場を決めました。
今大会では、中学3年の時に侍ジャパン(U-15日本代表)に選ばれ、二刀流で大活躍した辻琉沙(つじりゅうさ)選手が、高校1年生で唯一ベンチ入りを果たしています。
そこで、辻琉沙選手のプロフィール、小学校・中学時代の活躍をまとめてみました。
辻琉沙 プロフィール 出身地・身長・体重
名前:辻 琉沙
読み方:つじ りゅうさ
生年月日:2007年8月3日
年齢:16歳(2023年7月時点)
出身地:滋賀県多賀町
身長:175cm
体重:65kg
投打:右投・右打
ポジション:内野手兼投手
辻琉沙は小学校時代に全国優勝を経験
辻琉沙選手は、2007年8月3日に滋賀県多賀町で生まれました。
出身の小学校は、地元の「多賀町立多賀小学校」です。
小学校から「多賀少年野球クラブ」で野球を始めました。
辻選手は小学時代から、全国大会で圧倒的な成績を残しています。
小学時代は、投手兼内野手として大活躍していました。
【辻琉沙 小学校時代の成績】
小学2年生…「全国少年団軟式野球交流大会 2015年」準優勝
小学3年生…「全国少年団軟式野球交流大会 2016年」優勝
小学5年生…「高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント2018年」優勝
小学6年生…「高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント2019年」優勝
辻琉沙は「阪神タイガースジュニア」に合格した理由は?
辻琉沙選手は小学6年生の時に「阪神タイガースジュニア」にも選ばれています。
辻選手はアンダースローの投手ですが、阪神タイガースジュニアのセレクションで目立つために、オーバースローからアンダースローにしたそうです。
辻琉沙の父は「多賀少年野球クラブ」の監督?
辻琉沙選手がプレーしていた「多賀少年野球クラブ」は、これまで3度の日本一になっている名門野球チームです。
監督は辻正人さんで、苗字が同じため辻琉沙さんの父親と思っている人が多いですが、叔父さんになります。
辻正人監督の2人の息子さんも、野球選手として活躍されています。
長男・辻天薫さんは「彦根東高校」の出身で、夏の甲子園に出場しています。
次男・辻心薫さんは、辻琉沙選手と同じく「履正社高校」の出身で、高校2年、3年の春のセンバツに出場しています。
3年の春のセンバツでは、チームの準優勝に貢献しています。
履正社高校を卒業後は、同志社大学へ進学し活躍されていました。
辻琉沙は中学校時代に侍ジャパン代表
辻琉沙選手の出身の中学校は「多賀町立多賀中学校」です。
中学時代は「滋賀野洲ボーイズ」で、ショート兼投手としてプレーしていました。
アンダースローの投手で、最速130キロをマークしています。
また、辻選手は″関西ナンバー1のショート″と呼ばれ「村瀬杯滋賀県選抜」「ボーイズ関西オールスター大会滋賀県選抜」に選ばれています。
中学3年生の時に「U-15日本代表」侍ジャパンに選ばれ「第5回 WBSC U-15 ワールドカップ」に出場しました。
この大会で、世界の強豪・キューバ戦に先発登板して好投を披露し、3対0の完封勝利を収めたかに思われました、以下のとおり試合後に投球制限の超過が発覚し、まさかの没収試合となりました。
先発の辻琉沙投手(滋賀野洲ボーイズ)が7回を4安打完封の快投。球数は99を数えた。大会規定では、1投手は95球以下しか認めておらず、打席中に達した場合はその打席終了まで投げられる。辻は最終7回2死を奪った時点で96球に到達。ここで継投しなけばいけなかったが、最後のアウトも奪って違反となった。
2022年9月3日 full-Countより引用
辻琉沙は「履正社高校」で1年から甲子園へ
辻琉沙選手は中学校を卒業し地元滋賀県を離れ、大阪府豊中市にある野球の名門校「履正社高校」へ進学しました。
辻選手は入学したばかりの「2023年 夏の甲子園・大阪大会」に、唯一の高校1年生としてベンチ入りを果たします。
この大会で履正社高校は、高校野球の常勝軍団で宿敵の大阪桐蔭高校を決勝で破り、4年ぶり5度目の夏の甲子園出場を決めました。
まとめ
辻琉沙選手のプロフィール、小学校・中学時代の活躍をまとめてみました。
入学してすぐに、高校トップクラスの選手いる中でベンチ入りを果たしており、今後の活躍が期待される選手ですね。
これからも、辻琉沙選手の活躍に注目していきたいと思います。