「2023年 夏の甲子園・群馬大会」の決勝で前橋商業高校が劇的な逆転サヨナラ勝ちし、13年ぶり6度目の夏の甲子園出場を決めました。
この試合で、清水大暉(しみずだいき)投手が7回からリリーフ登板して好投し、チームが逆転する流れを呼び込みました。
そこで、2024年のドラフト候補として注目されている、清水大暉投手のプロフィール、小学校・中学・高校時代についてまとめてみました。
清水大暉 プロフィール 出身地・身長・体重
名前:清水 大暉(しみず だいき)
生年月日:2006年7月17日
年齢:17歳(2023年7月時点)
出身地:群馬県渋川市
身長:190cm
体重:85kg
投打:右投・右打
清水大暉の球速・変化球・特徴
清水大暉投手は身長190cm・体重85kg、長身で体格に恵まれた右腕です。
球速は最速149キロ、変化球はスライダー、カーブ、スプリット、特に鋭く落ちるスプリットで三振を量産します。
ただ、自身は変化球には頼らず、ストレートを重視したピッチングを心がけいるそうです。
清水大暉の小学校・中学校時代
清水大暉投手は、小学1年生から地元「渋川エンジェルス」で野球を始めます。
出身中学校は「渋川市立古巻中学校」で、軟式野球部に所属していました。
意外ですが、小学校時代はプレッシャーに弱く、中学時代になり本格的にピッチャーを始めてから、だんだんとメンタルが強くなっていったそうです。
中学時代には「渋川北群馬選抜」のメンバーに選ばれています。
清水大暉はケガから復帰
清水大暉投手は中学校を卒業後「前橋商業高校」へ進学しました。
入学してすぐの4月中旬、不運にもトレーニング中に左ひざの半月板を損傷し手術をしています。
そのため、約8ヵ月間も野球ができませんでした。
清水大暉は佐々木朗希を参考にリハビリ
清水大暉投手は、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手に憧れています。
佐々木朗希投手は、身長192cm・体重92キロで、清水投手と体格が似ています。
そこで、股関節が硬かった清水投手は、佐々木投手の柔軟トレーニングを参考にして、リハビリをしていました。
毎日お風呂に入った後に、開脚やストレッチ、またチューブトレーニングを地道に行い、高校1年の11月中旬に見事復帰に成功します。
そして、リハビリ中のトレーニングが実を結び、同年12月に行われた紅白戦で、入学時は最速127キロだった直球が、なんと139キロに進化したのです。
清水大暉 高校時代の活躍
ケガから復帰した清水大暉投手は、高校2年生の春から「背番号・11」を背負い、ベンチ入りを果たしました。
そして「2022年 夏の甲子園・群馬大会」で、3試合(全5試合)に抑え投手として登板しています。
また、準々決勝となった前橋育英高校戦に登板、最速148キロをマークし「2回(投球回数)・0被安打・3奪三振・無失点」という素晴らしいピッチングを披露しました。
清水大暉は「2023年 夏の甲子園」へ出場
前橋商業高校は「2023年 夏の甲子園・群馬大会」の決勝で、桐生第一高校に逆転サヨナラ勝ちを収め、13年ぶり6度目の夏の甲子園出場を決めました。
この大舞台で、清水大暉投手は7回から登板し「2回(投球回数)・1被安打・3奪三振・無失点」の好投を披露します。
清水投手の好投がチームを勢いづけ、劇的な逆転サヨナラ勝ちを呼び込んだのです。
この大会で清水投手は、2回戦の高崎高校戦に登板し、最速となる149キロをマークしました。
清水大暉 ドラフト候補?進路は?
清水大暉投手には、まだプロ野球のスカウト担当からコメントは出ていませんが、すでにメディアからはドラフト候補として取り上げられています。
まだ清水投手は高校2年生(2023年8月時点)、現時点で最速149キロをマークしているので、2024年のドラフト候補選手になる可能性が非常に高いです。
本人もプロ野球選手になることを目指しており、今後の活躍が楽しみな大型右腕です。
前橋商の来秋ドラフト候補で190センチの大型右腕・清水大暉(2年)がチームを逆転勝ちに導いた。2点差にリードを広げられた8回無死一塁から2番手で登板。最速148キロをマークした直球を武器に、この回を3人で片付けるとその裏にチームは逆転した。9回も3者凡退と好投。2回を無安打無失点、3奪三振と圧巻の投球を披露した。
2023年7月24日 スポーツ報知より引用