西岡悠慎主将が選手宣誓に。2023年夏の甲子園にむけて歴代宣誓の名言も振り返り

スポーツ
スポンサーリンク

高知中央の西岡悠慎(にしおかゆうしん)主将が2023年夏の甲子園で選手宣誓に選ばれました。
17人の希望者の中から西岡主将が抽選で選ばれ、8月6日の開会式で宣誓を行います。
選手宣誓に選ばれた西岡主将はどんな全文で、どんな宣誓となるのか注目されています。
今回は、西岡主将と選手宣誓に注目していきます。

スポンサーリンク

西岡悠慎(にしおかゆうしん)

2005年生まれ。
中学時代は、硬式球でプレーする南国ヤングマリナーズに所属していました。
高校は高知中央に進学し、2年生の頃には秋季大会に出場。
3年生になると主将となり、3番ライトとして夏の高知大会に出場しています。
高知退会の決勝では高知と対戦し、4-3で優勝を果たしました。
夏の甲子園では抽選の末、選手宣誓を務めることになります。

スポンサーリンク

選手宣誓の決め方

甲子園の開幕とともに注目される選手宣誓ですが、どのような決め方がされているでしょうか。
実は、甲子園の選手宣誓は春と夏で決め方が異なります。

春の決め方

春の選抜では、全主将の中から選手宣誓をする人が選ばれる形となります。
基本的には抽選ですが、その年の状況に応じて選手宣誓をする選手が選ばれるケースもあります。

夏の決め方

夏の甲子園では、希望者の中から抽選で選手宣誓をする主将が決められます。
2023年夏の選手宣誓は、17名の希望者の中から西岡主将が選ばれました。

スポンサーリンク

歴代宣誓の名言

2016年

歴代の選手宣誓には、感動の名言も生まれています。
2016年春の選手宣誓では、小豆島高校(香川県)の樋本尚也主将が名言を残しています。
小豆島高校は、翌年に統合、廃校が決まっていて、最初で最後の甲子園出場となりました。
こうした背景の中、樋本主将は選手宣誓で名言を残しています。

「宣誓。今から92年前、第1回全国選抜中等学校野球大会が開催されました。
その翌年に創部された僕の野球部は、来年の春、高校の統合にともない新しく生まれ変わります。
当たり前にあった景色がなくなる、その重みを僕たちは忘れたくありません。
当たり前にある日常のありがたさを胸に僕たちはグラウンドに立ちます。
そして支えてくださる方々を笑顔にできるよう、気迫を前面に出し全身全霊でプレーすることを誓います。」

2016年 選抜高等学校野球大会 香川県立小豆島高等学校・樋本尚也主将の選手宣誓

1984年

従来の型にそった宣誓ではなく、学校独自の文章が採用され始めたのは1984年の甲子園からでした。
独自の宣誓を初めて行なったのは、福井商業の坪井久晃主将です。

我々、選手一同は第66回全国高等学校野球選手権大会に臨み、若人の夢を炎と燃やし力強く逞しく、
甲子園から大いなる未来に向かって正々堂々と闘い抜くことを誓います

1984年 全国高等学校野球選手権大会 福井商業高等学校 坪井久晃主将の選手宣誓

2015年

2015年の甲子園は100周年を迎える大会となりました。
鳥羽高校(京都)の梅谷成悟主将が、100年の歴史を踏まえた選手宣誓を行なっています。

宣誓。1915年8月、第1回全国中等学校優勝野球大会が始まりました。それから100年間、高校野球は日本の歴史とともに歩んできました。この100年、日本は激動と困難を乗り越えて今日の平和を成し遂げました。

このような節目の年に、聖地甲子園で野球ができることを誇りに思い、そして支えていただいたすべての方々に感謝し、全力でプレーをします。

次の100年を担うものとして、8月6日の意味を深く胸に刻み甲子園で躍動することを誓います。

2015年 全国高等学校野球選手権大会 鳥羽高校(京都)梅谷成悟主将の選手宣誓
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました