野球の超名門校・北海高校の松田収司(まつだしゅうじ)投手が「2023年 秋季北海道大会」で大活躍し、チームの優勝に大きく貢献しました。
小学校・中学時代は捕手として活躍していましたが、高校から投手に専念し一気に才能を開花させています。
そこで、松田収司投手のプロフィール、出身地、小学校・中学時代、球速・変化球をまとめてみました。
松田収司 プロフィール 生年月日・身長・体重
名前:松田 収司(まつだ しゅうじ)
出身地:北海道常呂郡訓子府町(ところぐんくんねっぷちょう)
生年月日:2007年11月12日
年齢:15歳
身長・体重:178cm・69kg
投打:右投・右打
ポジション:投手
※この内容は2023年10月時点の情報です。
松田収司の最速・変化球・特徴
松田収司投手は「身長178cm・体重69kg」の本格派右腕です。
球速は2023年10月時点で「最速・140キロ」を記録しています。
直球とカーブで緩急をつけた打たせて取るピッチングをします。
松田収司の出身地と小学校時代
松田収司投手は「北海道常呂郡訓子府町(ところぐんくんねっぷちょう)」です。
訓子府町は北海道のオホーツク内陸部(北東部)に位置し、北海高校がある札幌市まで約300kmも離れています。
松田投手は「訓子府KL球友」で野球を始めました。
松田収司の中学時代は捕手として活躍
松田収司投手の出身中学校は「訓子府中学校」です。
中学時代は同中学校の野球部に所属していました。
中学3年生の時に「U-15 北海道選抜」に選出されています。
ちなみに、中学時代は主に捕手を務めており「捕手9・投手1」の割合だったそうです。
松田収司は北海高校からピッチャーに専念
松田収司投手は、北海道内の8校の強豪高校から誘いを受けています。
その中から、北海道札幌市にある「北海高校」を選択し進学しました。
進学理由を以下のように話しています。
道内8校から誘いを受けたが「一番甲子園に行っていて強い」と、夏の甲子園全国最多出場回数を誇る名門に進んだ。
2023年10月23日 スポーツ報知より引用
2023年、入学したての5月ゴールデンウィーク後から、投手一本に専念しています。
その後、メキメキと投手としての才能を開花し、現在北海高校のエース格として成長しました。
今では信じられないですが、バッテリーを組んでいる大石広那捕手は、最初はストライクもまともに入らなかったと、松田投手について話しています。
松田収司は高校1年生で夏の甲子園に出場
松田収司投手は、高校1年春からベンチ入りを果たしました。
2023年夏の甲子園へ「背番号・20」を背負って出場しています。
この大会での登板はありませんでしたが、北海高校はベスト16に入賞しました。
松田収司は「秋季大会」で宿敵・クラーク国際に勝利
松田収司投手は新チームとなった秋から、本格的にチームのエース格として登板します。
「2023年 北海道大会(秋季)」で、チームの優勝に大きく貢献しました。
全4試合中4試合(先発3・中継1)に登板。
1回戦・稚内大谷戦で先発登板し「4回(投球回数)・3被安打・7奪三振・無失点」という投球で、チームは7対0でコールド勝ちを収めています。
松田収司は先輩・熊谷陽輝のリベンジに成功
準々決勝の相手はクラーク国際高校でした。
クラーク国際高校は、同大会で2021・2022年に敗退している因縁の相手です。
松田収司投手は寮生活で、偉大な先輩・熊谷陽輝投手とも一緒に生活しており、北海高校に入学してから変化球の投げ方を教わっていました。
熊谷陽輝投手は、2022年のクラーク国際との決勝戦に登板し、延長の末に敗れています。
そんなこともあり、準々決勝の前日に松田投手へ「勝てよ。負けたら3年連続だぞ」と声をかけたそうです。
松田投手はその期待に応え、先発登板し「7回(投球回数)・1被安打・5奪三振・無失点」という完璧な投球で、チームを10対0のコールド勝ちに導きました。
大先輩・熊谷陽輝投手の分までリベンジに成功したのです。
松田収司は決勝の大舞台で完投勝利
松田収司投手は「2023年 北海道大会(秋季)」で、登板するごとに成長していきます。
準決勝・別海戦は途中登板し「2回(投球回数)・0被安打・3奪三振・無失点」という投球で、チームは6対1で勝利。
決勝・東海大札幌戦に先発登板し「10回(投球回数)・8被安打・7奪三振・4失点」という投球で、チームは8対4で優勝しました。
この決勝は大接戦となりました。
東海大札幌に先制を許しましたが、5回・6回表で同点に追いつき、タイブレークにもつれ込みます。
そして、10回表に4点を奪い逆転に成功し、その後松田投手がキッチリと相手打線を抑え込んだのです。
松田投手は決勝の大一番で完投勝利し、チームの優勝に大きく貢献しました。
まとめ
松田収司投手のプロフィール、出身地、小学校・中学時代、球速・変化球をまとめてみました。
この後の「明治神宮大会」そして「2024年 春のセンバツ甲子園」でのピッチングが楽しみです。
まだまだノビシロたっぷりの投手なので、どのように成長していくか、これからも注目していきたいと思います。