早起き、英会話、読書、筋トレ、ジョギング、ジムなど…
今年こそは、習慣化して自分自身を進化させよう!
なんて思ったけど、結局どれも「三日坊主」。
そんな自分を変えたいけど…
どうしたら自分が成長させる行動を習慣化できるのだろう。
どうして「三日坊主」になってしまうのか?
人間は進化の過程で、本能的にエネルギーを使わず効率的に動くようになり、普段と違う新しい行動をしようとすると、脳がそれを拒否しようと働きます。
そのため、新しい行動をするときは、とてもエネルギーが必要とされ、それに負けてしまい多くの方が「三日坊主」になってしまうのです。
三日坊主とは、非常にあきっぽく、長続きしないことのたとえ。また、そのような人のこと。
引用 故事ことわざ辞典
小さな達成感を毎日積み重ねましょう
まずはハードルを下げて、簡単なことから始めてください。
ハードルの高いことを設定すると、始める前から嫌になってしまいます。
読書であれば、いきなり1日1冊ではなく、1日20ページに設定し、毎日小さな達成感を積み重ねましょう。
また、物足りなくなったら達成感がなくなりますので、少しずつ読むページ数を増やしてください。
継続して続けることが習慣化への大前提となります。
そして、毎日継続している自分を褒めてあげてください。
褒めると脳にドーパミンが分泌されます。
ドーパミンが分泌されると、脳はその行動を記憶し、その行動で得た快感を、もう一度再現しようとするので習慣化されやすくなります。
「千里の道も一歩から」
引用 故事ことわざ辞典
どんな大きな事業でも、まず手近なところから着実に努力を重ねていけば成功するという教え
習慣化するメリットを明確にする
「ジムに行き引き締まった体を手に入れて、女性にモテたい」
「英会話ができるようになって、仕事をキャリアアップしたい」
などなど、どんな欲望が満たされるかを明確化してください。
そうすることで、モチベーションも上がり習慣化しやすくなります。
「人間は、目標を追い求める生き物だ。目標に向かい努力することによってのみ、人生が意味あるものとなる。」
アリストテレス(哲学者)
行動する時のきっかけをつくる
行動のきっかけをつくることは習慣化するときに役立ちます。
つくるのは簡単で「この行動をいつする。この場所でする。」とだけ決めるだけです。
イギリスの健康心理学ジャーナルが行った、成人を対象に2週間の運動回数の調査では、
「運動をする時間、場所」を決めたグループは、91%の人が実際に運動に取り組み、
「運動をする時間、場所」を決めなかったグループは、35.7%だけ運動に取り組む、
という結果が出ています。
「いつ、どこで」を決めると、あらかじめ行動予定に組み込まれるので、「やるか、やらないか」考えなくても行動できるようになります。