庭園デザイナーの石原和幸さんが、情熱大陸で特集されました。
緑の魔術師と称され、世界最高峰の園芸コンテストで11回も金賞を受賞してきた石原さん。
どんな経歴で、どんな活動をしてきた方なのでしょう。
プロフィールや経歴
1958年生まれ、長崎県出身。
株式会社石原和幸デザイン研究所の代表取締役。
実家は花農家であり、22歳で池坊に入門し華道を学び始めます。
花の路上販売からスタートし、店舗を構えるようになりました。
2004年に世界最高峰の園芸コンテストである「チェルシーフラワーショー」に挑戦し、初参加で準金賞を受賞。
翌々年の2006年から2019年までに計11回の金賞を受賞し、2016年には最高賞のプレジデント賞を受賞しました。
東京、福岡、長崎を拠点にし、ガーデンや壁面緑化のランドスケープデザイン・施工と総合プロデュースに取り組んでいます。
石原和幸 インスタグラムより引用
庭園の仕事
海外で数々の賞を獲得してきた石原さんは、国内でも庭園作りに携わっています。
代表作には、羽田空港の第一ターミナル内の「花の楽園」、渋谷駅ハチ公口の「渋谷ハチ公前庭園」などがあります。
最近では、飯田橋にあるカナルカフェでホタルガーデンを手がけています。
これまでに1万件の施工実績があり、全国9都市の「みどりの大使」、講演会の講師などの活動も行っています。
石原和幸 インスタグラムより引用
エリザベス女王からの賞賛
英国のチェルシーフラワーショーに参加してきた石原さん。
2010年に「風花 -kazahana-」を展示した際に、エリザベス女王と二人で会話をする機会がありました。
その際に、石原さんは長崎の原風景を表現した作品をエリザベス女王に披露し「あなたは緑の魔法使いね」と賞賛されました。
石原さんは、エリザベス女王からの言葉を胸に、今後も花や緑の素敵な世界と、沢山の笑顔を作りたいと語っています。
三原庭園に花屋や雑貨店
情熱大陸やこれまでの経歴を見て、石原さんの手がけた植物を見てみたいと思った方もいるのではないでしょうか。
石原さんは、長崎に三原庭園を持ち、見学無料で公開しています。
三原庭園の中には、洋風ガーデン、和風庭園、Bar、雑貨店、フラワーショップ、ダイニング、骨董店、ヘッドケアサロンなどがあり、緑に囲まれた空間を楽しむことができます。
石原さんの庭園で景観を楽しんだ後に、食事をしたり、花を買って帰ったりしてみてはいかがでしょう。
石原和幸 インスタグラムより引用
