神戸国際大付の津嘉山憲志郎投手と井関駿翔捕手の2年生バッテリーが、甲子園にむけた兵庫大会で躍動をみせました。
センバツ甲子園の準優勝校である報徳学園に3-2で勝利し、ベスト8へと勝ち進んでいます。
津嘉山投手は、9回8安打9奪三振2失点の好投で報徳学園の打線を抑えました。
井関駿翔選手は、初回2アウト満塁からセンターに先制打を放っています。
また、7回にもレフトオーバーのタイムリーツーベースでチームの勝利に貢献しました。
津嘉山憲志郎(つかやまけんしろう)
2006年生まれ、沖縄県出身。右投右打の投手。
幼稚園から野球を始め、沖縄市立美東中を卒業後、神戸国際大付に進学しています。
中学時代に148キロの球速を記録しているパワーピッチャー。
高校1年生の頃から公式戦に登板していて、夏の兵庫県大会では御影戦に8回から出場。
2回無安打無失点、5奪三振のデビューとなりました。
2023年夏の兵庫大会では報徳学園との対戦では、9回8安打9奪三振2失点。
ストレートとスライダー、フォークの変化球をもっています。
井関駿翔(いせきたおと)
2006年生まれ、兵庫県出身。右投右打の捕手。
小学生の頃に、少年野球団と阪神タイガージュニアに所属。
中学では全日本少年硬式野球連盟のベースボール・ネットワークに所属。
高校は神戸国際大付に進学し、1年秋の近畿大会には5番レフトで出場。
2023年には津嘉山投手とバッテリーを組み、兵庫大会を勝ち進んでいます。
兵庫大会の戦績
2023年夏の甲子園にむけた兵庫大会の、神戸国際大付の戦績を紹介します。
神戸国際大付 3-0 星稜
神戸国際大付 9-3 福崎
神戸国際大付 5-0 西脇工
神戸国際大付 3-2 報徳学園
報徳学園に勝利した神戸国際大付はベスト8に進出し、23日の準々決勝に臨みます。
神戸国際大付は、2021年夏の兵庫大会で優勝し、甲子園でベスト8に進みました。
2023年に優勝すると、2年ぶりの夏の甲子園出場となります。
甲子園の戦績
神戸国際大付は甲子園の常連校で、過去には準決勝まで勝ち進んだ戦績があります。
春夏の通算成績は8勝8敗。
春の甲子園
2001年 2回戦進出 2-5 市川高
2005年 準決勝進出 2-5 愛工大名電
2010年 1回戦 2-3 帝京
2017年 1回戦 1-2 東海大福岡
2021年 2回戦進出 5-13 仙台育英
夏の甲子園
2014年 1回戦 1-2 聖光学院
2017年 3回戦進出 1-2 天理
2021年 準々決勝進出 6-7 近江
