作新学院の髙森風我(たかもり ふうが)選手が、2023年の選抜甲子園に出場します。
作新学院が春の選抜甲子園に出場するのは、2017年の出場以来となりました。
1番バッターで打撃力が注目されている髙森風我選手。一体どんな選手なんでしょうか。
中学は宇都宮リトルシニア
髙森風我選手は、中学時代は宇都宮リトルシニアに所属していました。
宇都宮リトルシニアは、中学から硬式球を扱ってプレーを行う野球チームです。
一般的な中学野球部は軟式を扱いますが、宇都宮リトルシニアは中学生から硬式を扱えるので、甲子園やプロを目指す選手も所属しています。
髙森風我選手は、中学時代から公式野球に慣れ親しみ、バッティングセンスや守備技術を磨いて行きました。
高校は作新学院へ
髙森風我選手は宇都宮リトルシニアを卒業後、作新学院へと進学します。
作新学院は、髙森風我選手が1年生の時に夏の甲子園に出場しています。
その際には髙森選手はまだレギュラーではなかったため、甲子園でプレーをしていませんでした。
2023年に作新学院が選抜に出場することとなり、2年越しに甲子園でプレーできることとなりました。
髙森選手は、2年生の夏からレギュラーとなりセンターで6,7番を任されました。
打撃が好調で、秋からはトップバッターを務めています。
打率は
髙森選手は、ストレートや変化球を見極め、余分な動きがなくヒッティングできる選手です。
昨年秋の関東大会では、2試合で打率8割とヒッティングのうまさが数字に表れています。
県大会、関東大会の全6試合の打率は5割8分と好成績を残しています。
ドラフト注目の平野大地投手(専大松戸)からもタイムリースリーベースを放っていて、プロ入りも期待されています。
甲子園での活躍や打率成績によって、さらにドラフトから注目される選手となるでしょう。
ドラフトからも注目
髙森選手のバッティング成績はプロも注目しています。
春の選抜甲子園に出場し、関東大会のようなバッティングができれば、高校卒業後のプロ入りも可能性もあるでしょう。
冬のシーズンオフに右の軸足を鍛え、色々な球種に対応できるようバッティングに磨きかけた髙森選手。
春の選抜ではバッティングに期待したいですね。