長田智希(おさだともき)選手が、ラグビーワールドカップに初出場となり注目されています。
長田選手は、高校では花園で優勝、早稲田大では大学日本一に、リーグワンでは新人賞と、数々の結果を残してきた注目の若手選手です。
9月に開催されるワールドカップでも期待されているCTBです。
今回は、長田選手の高校、大学、リーグワンでの活躍を振り返っていきましょう。
高校時代
長田選手は、小学4年生の時に幼なじみの笹岡海斗選手(マツダスカイアクティブ広島)に誘われてラグビーを始めました。
高校は大阪の東海大仰星高に進学し、CTBとして成長していきます。
東海大仰星高では、河瀬諒介選手(東京サントリーサンゴリアス)とチームメイトでした。
高校1年生で花園優勝、2年生では準優勝、3年生では主将となり優勝を果たしています
また、長田選手は高校時代に高校日本代表にも選出されました。
大学時代
東海大仰星高を卒業後は、早稲田大学に進学しています。
高校でチームメイトだった河瀬諒介選手も早稲田に進学し、再び同じチームとなりました。
また、日本代表の斎藤直人選手も同じ早稲田に入学し、切磋琢磨していきました。
長田選手は、CTBに加えWTBのポジションでもプレーし、1年生からレギュラーとして出場します。
さらに、U20日本代表にも選ばれました。
2年生では大学選手権で優勝、3年生では準優勝の結果を残しています。
2021年にはラグビー部主将となりました。
リーグワンから日本代表
長田選手は大学卒業後、2022年から埼玉パナソニックワイルドナイツに加入します。
2022〜23年のシーズンの第5節のリコーブラックラムズ東京戦で初出場を果たしました。
これ以降、レギュラーが定着化し、CTB、WTBのポジションで14試合に出場していきます。
優勝は逃しましたが、決勝ではトライを決めています。
このシーズンで、長田選手は新人賞、ベスト15に選ばれる結果を残しました。
こうした結果もあり、2023年8月にはワールドカップ日本代表のメンバーへと選ばれました。