慶應義塾高校が誇る大型左腕・鈴木佳門(すずきかもん)投手が、2023年夏の甲子園で好投を披露しています。
鈴木佳門投手は、中学時代から全国レベルで活躍している投手で、同級生の小宅雅己(おやけまさき)投手とともに、チームの勝利に貢献しています。
鈴木佳門投手のプロフィール、最速・変化球、出身地、小学校・中学・高校の野球成績をまとめてみました。
鈴木佳門 プロフィール 出身地・身長・体重
名前:鈴木 佳門(すずき かもん)
生年月日:2006年7月30日
年齢:17歳
出身地:栃木県那珂川町
身長:188cm
体重:79kg
投打:左投・左打
ポジション:投手
遠投:100m
50m走:6秒7
※この内容は2023年8月時点の情報です。
鈴木佳門の最速・変化球・特徴
鈴木佳門投手は、身長188cm・体重79kg、体格に恵まれたスリークォーターの大型左腕です。
球速は最速141キロ、変化球は100キロ台のカーブ、110キロ前半のスライダー。
特にカーブは打者の手元で大きく落ち、決め球にすることが多いです。
また、両サイドにコントロール良く投げることができます。
鈴木佳門は中学時代に「ALL栃木」
鈴木佳門投手の出身小学校は、栃木県那珂川町にある「小川小学校」です。
小学校時代は、軟式野球チーム「小川那珂クラブ」でプレーしていました。
出身中学校は「小川中学校」です。
中学3年生の時に、栃木県内の選抜メンバー「ALL栃木」に選ばれ、エースとして大活躍しています。
「全日本少年春季軟式野球大会2021年」に出場し、準優勝に大きく貢献しました。
ちなみに、中学時代に最速137キロをマークしています。
鈴木佳門は猛勉強して慶應義塾高校へ
鈴木佳門投手は、栃木県内の強豪校へ進学する予定でしたが、慶応義塾高校の関係者から熱烈なスカウトを受け同校に進学します。
しかし、慶応義塾高校に進学するには受験して合格する必要がありました。
そこで、鈴木選手は猛勉強し見事に合格したのです。
慶應義塾が誇る、3人の栃木県出身選手
鈴木佳門投手は中学時代、栃木県で有名な選手ですが、慶應義塾高校のチームメイトには、2人の栃木県出身の凄い選手がいます。
超高校級投手・小宅雅己(おやけまさき)投手、超高校級スラッガー・加藤右悟(かとうゆうご)選手です。
2人は、栃木県宇都宮市にある「県央宇都宮ボーイズ」の出身。
中学3年生の時に「ボーイズ春季全国大会2021年」で優勝、「ボーイズ選手権大会2021年」で準優勝をしています。
鈴木佳門 高校2年の活躍
鈴木佳門投手は、高校2年の春からベンチ入りを果たしました。
「2023年 春のセンバツ」に出場しましたが、鈴木選手の登板はありませんでした。
チームは2回戦で超強豪校・仙台育英と対戦、タイブレークにもつれ込み大接戦となりましたが、惜しくも1対2で敗れています。
「2023年 神奈川県大会(春季)」で優勝。
この大会では、4試合(先発2試合)に登板し「15回(投球回数)・14被安打(1本塁打)・9奪三振・2失点」の好投を披露。
チームの優勝に貢献します。
鈴木佳門は甲子園出場に貢献
慶應義塾高校は、大激戦区「2023年 夏の甲子園・神奈川県大会」を制し、5年ぶり19回目となる夏の甲子園出場を決めました。
鈴木佳門投手は、この大会で5試合に登板し「5回2/3(投球回数)・6被安打・3奪三振・3失点」の好投を披露。
チームの優勝に貢献します。
大接戦となった決勝・横浜高校戦は、7回途中から8回まで中継ぎ登板し「0被安打・1奪三振・無失点」の完璧な投球を披露。
この鈴木投手の好投がチームに流れを呼び寄せます。
3対5のビハインドで迎えた9回表に、渡邉千之亮選手が逆転となる劇的なスリーランホームランを放ち、慶応義塾高校は劇的な勝利を収めたのです。
鈴木佳門は「2023年 夏の甲子園」で好投を披露
鈴木佳門投手は「2023年 夏の甲子園」で甲子園デビューを果たしました。
この大会でも、素晴らしい投球を披露しチームの勝利に貢献しています。
2回戦の北陸高校戦では、8回に中継登板し「1回(投球回数)・0被安打・1奪三振・無失点」の完璧な投球を披露。
チームは9対4で勝利。
3回戦の広陵高校戦では、7回に中継登板し「2回(投球回数)・4被安打・1失点」の投球を披露。
この試合は大接戦となり、3対3のままタイブレークになります。
慶應義塾高校は、10回表に延末藍太選手のタイムリーヒットなどで3点を奪い、6対3で見事な勝利しました。
鈴木佳門はドラフト候補?
鈴木佳門投手には、現在プロ野球のスカウト担当者からコメントは出ていませんが、2024年秋のドラフト候補になる可能性が高い選手です。
2023夏の甲子園でナイスピッチングを披露をしていること、まだ高校2年生(2023年8月時点)で成長のノビシロもあるのがその理由です。
鈴木佳門投手はプロ野球選手になることを目指しており、2024年も甲子園で活躍していただき、夢を叶えて欲しいですね。
これからも、鈴木佳門投手の活躍に注目していきたいと思います。